たまたま通りかかった東急プラザ銀座で開催されていたADA LAB。
ガラスケースとLEDで植物を育てる<パルダリウム/ネイチャーアクアリウム>の体験型コンセプトショップです。
ADA LABは、ガラスケースとLEDで植物を育てる<パルダリウム/ネイチャーアクアリウム>の楽しみ方を体感できる実験的ショップです。
引用元: ADA LAB | Aqua Design Amano Laboratory – ADA LABは、ガラスケースとLEDで植物を育てる<パルダリウム/ネイチャーアクアリウム>の楽しみ方を体感できる実験的ショップです。
ショップ内のSETTING LABで、パルダリウム作りのワークショップが開催中。
その日はたまたま予約なしでも参加できるとのことだったので、人生初のパルダリウム作りにチャレンジしました!
この記事では、そのワークショップで作成したパルダリウムのレシピをご紹介します。
パルダリウムの定義は、「陸地と水辺両方に生息する動植物を取り入れた飼育環境」とされています。
アクアテラリウムと似ていますが、パルダリウムの場合、水深はほとんどありません。
その代わり、湿度の高い環境を好む動植物を取り入れた、熱帯雨林を再現したような水槽になります。
動く生き物よりも植物に重点をあてているのが、アクアテラリウムとの大きな違いです。
引用元:パルダリウム水槽とは|本格ブーム到来・熱帯植物水槽の魅力に迫ります|東京アクアガーデン
蓋付きのガラス容器の中に熱帯雨林のような環境を作ったものがパルダリウム!
パルダリウムは蓋を閉めて置いておくので、ペットがいても安心して置けます!
LED照明で育てるので、日の当たらない部屋でも育てることができます♪
しかも設置後は週に1回霧吹きをしてあげるだけです。
- ペットに安心な植物を置きたい
- マンション暮らしで植物を置くスペースが限られている・日当たりが良くないスペースがある
- パルダリウムのレシピを知りたい
- ADA LAB、DOOAの商品が気になる
ワークショップでは、
- 大きめサイズのガラスポット SHIZUKU(参加費 ¥13,200)
- 小さめサイズのガラスポット MARU(参加費 ¥7,000)
2つのコースがありました。
せっかくなので、DOOAのおしゃれで機能的なデザインのガラスポット SHIZUKUのコースに参加!
所要時間は1~1.5時間とのことでしたが、うんうん悩みながらやったら2時間ぐらいかかりました(達成感・・・!)。
付き合ってくださったスタッフさんに本当に感謝です・・・!
パルダリウムのレシピ
黒をベースに濃いめの緑を配置して石がメインのかっこいい雰囲気にしたい!
という、初心者にもかかわらずワガママなリクエストにも、スタッフの方が丁寧に対応してくださいました。
しかも、ちょうどADAの水景クリエイターの方がショップにいらっしゃっていて、
なんと!石の配置をアドバイスしてくださいました・・・!(というかほどんど置いてくださった)
パルダリウム作りのステップとしては、
底にソイルを敷く→石を配置する→水で固める→草を配置
という感じなのですが、皆さん「石の配置」に結構時間がかかるとのこと。
自分で置いていたら何とも言えない「カッコ良くない感」がすごくて(笑)ちょっと絶望していたら、
スタッフの方が
今日は弊社の水景クリエイターがお店にいて、
今ちょうど声かけできそうなので・・・!
と言ってくださり、図々しくも石の配置を見ていただくことに!
次のような石の配置のポイントも教えてくださいました!
- 大きい石を手前に、小さい石を奥に配置する(遠近感が出る)
- 道筋を作る
- 見えない場所を作る(下の写真で言うと手前の大きい石を立てる)(見えない部分を想像させることで広く見える)
- 石は奇数個で配置する
- 石の向きは左右互い違いにする(石にはそれぞれ方向がある)
- 同じ雰囲気の石を使うと良い(ゴツゴツ、すべすべ、割れ方など)
- 石はソイルに埋めてなじませ元からそこにあったかのようにする
こうすることで、自然で奥行きのあるパルダリウムをつくることができるそうです!
そしてついに完成したパルダリウムはこちら!
簡単そうに置いてくださいましたが明らかにカッコよくなり感激・・・!
このパルダリウムは、写真のように書斎のデスクの角に置いています。
日光が入らないため植物を置くことが難しいと思っていましたが、パルダリウムなら置けます!
(むしろ日光が入らないところに置くのが良い)
仕事や勉強の合間に小さな自然風景をみることができ、とても癒されますよ!
前置きが長くなりましたが、実際に何を設置したのか、レシピはこちら!
ケース
- DOOA ガラスポット SHIZUKU
最大径 Φ170xH200mmなので結構大きいのですが、ガラス製で丸みを帯びたデザインなので圧迫感がないです。
植物屋さんで見かける瓶詰めのテラリウムよりガラスが薄いから、どっしり感がそこまでなくて良いです!
丸い雫型のデザインだからSHIZUKUなのかと思ったら、蓋の上に水を張ると雫が滴り落ちる構造になっているからのようです。
蓋の側面にも通気穴があるので、パルダリウムに必要なちょうど良い湿度が保ちやすくなっています。
こんなおしゃれで機能的なポットがあるなんて!とデザインに感動しました!
お店にはたくさんのSHIZUKUが並んでいて憧れましたね・・・!
LEDライト
- DOOA マグネットライトG
このライトをはじめて見た時は、こんなライトが欲しかった!と感動しました!(ADAのお店で感動しすぎている)
マグネットでピタッとくっつくし、スリムで、主張してなくてとっても良いです!
電気部分とコードが入っているので、家に余っているiPadの充電アダプターを合体させて使っています。
光量は付属のスイッチで6段階調整が可能です。
スタッフの方によると、普段は下から2番目の明るさで十分だそうです。
オプション
- DOOA マグネットライトアーム(ウッドベース用)
- DOOA ウッドベース
※お店でアームとウッドベースがセットになっているものを買いました。
他にもシンプルなマグネットライトスタンドもあるのですが、SHIZUKUとピッタリの木の台座が素敵だったので迷わずこちらにしました。
SHIZUKUをセットすると完璧な美しいパルダリウム空間が出来上がります。
(超欲を言えば、木の色がもっとダークでも良かった・・・!)
ソイル
お店にディスプレイされているパルダリウムの底床は、明るい茶色のトロピカルリバーソイルか黒のジャングルベースの2種類。
2色のみですが、置く石の色、流木を置くか置かないか、植栽の割合をどのくらいにするかによって、様々な雰囲気のパルダリウムを作ることができます。
管理人は、ブラック強めにしたくてジャングルソイルを選びました。
ジャングルベースはパルダリウムの正面からはほとんど見えなくなりますが、普通の鉢植えと同様、大事な底床素材です!
水はけがよくなり根腐れ防止ができるので、必須ですね。
ベースにもソイルにも、植物がよく育つ微生物が配合されているそうです!
石
- 山水石
表面がごつごつしていてグリップがきく黒い石。
濡らすと炭のように真っ黒になります。
パルダリウムの高湿度の中ではずっと漆黒です。
漆黒で表面がゴツゴツしているので、カッコいいレイアウトにしたい場合に合うと思います。
ワークショップでは、こちらの黒い山水石と茶色の黄虎石が選べました。
植物
①アヌビアス・ナナ ”ミニキリン”
濃いグリーンの葉に、波打ったウェーブが魅力的なサトイモ科の水草です。
アヌビアスは、西アフリカを中心とした熱帯雨林の水辺に自生しています。
ジャングルのような雰囲気を作りたい時にピッタリです!
②シペルス ヘルフェリー
細長く、稲のような夏草のイメージが漂う水草です。
綺麗なライトグリーンで背が高いのでアクセントになります。
植栽箇所と本数は控えめにするのがポイントだそうです。
③ピグミーマッシュルーム
名前の通り、マッシュルームのような丸い葉をした特徴のある水草です。
ウォーターマッシュルームとも呼ばれます。
葉の色はライトグリーンです。
高さは2cm~3cmほどなので、前景にピッタリです。
④プレミアムモス
スジゴケ科の苔(コケ)で、水槽レイアウトで人気があります。
ゆっくりと生長するのが特徴です。
石や流木に活着させることで、自然の風景を表現することができます。
(単品で売っているのを見たら意外と値段もプレミアムで「激高モス」と呼ぶことに・・・)
➄ホソバオキナゴケ
盆栽などの園芸にもよく利用される「山苔」と呼ばれる苔です。
山苔の中でも比較的育てやすく、絨毯のような美しい質感をしています。
背も高くないので前景に適しています。
以上が、今回はじめて作ったパルダリウムのレシピでした!
ワークショップ楽しすぎました!
対面で教えていただくことで勉強になることが本当にたくさんありましたし、何よりパルダリウムがとても好きになりました!
ADAはアクアリウム界隈ではきっと昔から有名なんですね。
お店では熱心なファンの方もお見掛けしました。
管理人はたまたま通りがかっただけの素人ですが、ADA LABとパルダリウムに出会えてとても良かったです!
スタッフの方もおっしゃっていましたが、1つ作るとどんどん増やしてハマる人が多いのだとか・・・
きれいだし、管理も楽ですし、1番はペットがいても置けることがGood!
我が家もパルダリウムに沼りそうな予感しかしません・・・