たまたま通りかかった東急プラザ銀座で、ADA LABのお店を見つけました。(現在は大丸東京に移転)
ADA LABは、ガラスケースとLEDで植物を育てる<パルダリウム/ネイチャーアクアリウム>の体験型コンセプトショップです。

店内で美しいアクアリウムを眺めていたところ、ショップ内のSETTING LABで、パルダリウム作りのワークショップが開催されているのを発見!
しかも、その日は予約なしでも参加OKとのことだったので、思い切って人生初のパルダリウム作りにチャレンジすることにしました。
この記事では、パルダリウム初心者の管理人が、ADA LABのワークショップに参加した実体験や、幸運にもプロ水景クリエイターの方から直接教わったレイアウトのコツなどを徹底解説します♪

パルダリウムとは
パルダリウムとは、「陸地と水辺の両方に生息する動植物を取り入れた、湿度の高い飼育環境」を指します。
アクアテラリウムと似ていますが、パルダリウムは水深がほとんどなく、湿気を好む植物を育成するのが特徴です。そのため、まるで熱帯雨林のような ミニチュアの自然空間を手軽に作ることができます。
また、LED照明を活用することで、日が当たらない室内でも育成が可能です!🌱✨

蓋付きのガラス容器で管理できるので、ペットがいても安心して置くことができます!
- デスクやテーブルなど、日が当たらない場所に植物を置きたい方
- ペットがいても安心して飾れる植物を探している方
- マンション暮らしで、植物を置くスペースが限られている方
- 忙しくても、手軽に植物を楽しみたい方
ADA LABとは
ADA LAB は、アクアデザインアマノ(ADA)がプロデュースする パルダリウム・ネイチャーアクアリウムの体験型ショップです。
アクアデザインアマノ(ADA) は、日本発のアクアリウムブランドで、世界的に評価される「ネイチャーアクアリウム」の提唱者、天野尚(あまの たかし)氏 によって設立。
天野氏は 「自然を水槽の中に再現する」 というコンセプトを掲げ、美しい水景を作り出す独自のスタイルを確立。ADAはその理念を継承し、 水草水槽、パルダリウム、ネイチャーアクアリウムの専門メーカーとして、世界中のアクアリストに愛されています。
ADA LABのワークショップでは、専門のスタッフによる指導のもと、パルダリウム・ネイチャーアクアリウムのレイアウト技術を学ぶことができます。もちろん完成品はそのまま持ち帰って楽しめます♪
ADAワークショップはどこで参加できる?
現在、以下の店舗でワークショップが開催中です。(予約制)<2025年4月時点>
店舗 | 所在地 | 住所 |
---|---|---|
ADA LAB TOKYO PRE-STORE | 大丸東京店 9階 | 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 |
ADA LAB UMEDA | 阪急うめだ本店 8階 | 大阪府大阪市北区角田町8-7 |
ADA LAB SAPPORO | moyuk SAPPORO 4階 | 北海道札幌市中央区南2条西3-20 |
※筆者は銀座の店舗でワークショップに参加しましたが、2024年9月に大丸東京に移転し、リニューアルオープンしているようです。
最新情報はADA公式HPでチェック


ワークショップ体験レポ
ワークショップでは、DOOA ガラスポット SHIZUKUとDOOA ガラスポット MARUの2種類から選べました。
せっかくの機会なので、大きいサイズのSHIZUKUのコースに参加!
所要時間は約1.5時間とのことでしたが、うんうんと悩みながら取り組んだ結果・・・、約2時間かかりました(達成感がすごい!)。



親切に付き合ってくださったスタッフさんに本当に感謝です・・・!
ワークショップの流れ
ワークショップでは、ADAの知識が豊富なスタッフさんが、初心者でも分かりやすいように丁寧に指導してくれます!
管理人が参加した際は、たまたま 1組だけだったため、マンツーマンでじっくりレクチャーしてもらえました。予約制なので、複数組の場合でもしっかり時間をかけてアドバイスをもらえると思います。
以下、ワークショップでのパルダリウム作りを流れに沿ってご紹介します!
①イメージ作り
パルダリウムは小さな空間ですが、植物や石の種類、レイアウトなどによって雰囲気が大きく変わります。
お店には、プロが手掛けたたくさんの完成品が並んでいるので、「どんな雰囲気のパルダリウムを作りたいか」をスタッフさんとすりあわせながら決めていきます。管理人は、



黒をベースに濃いめの緑を配置し、石をメインにしたかっこいい雰囲気にしたい!
という、初心者にもかかわらずワガママなリクエストをしました!
このような雰囲気で作ってみたかった理由は2つ。
- 植物メインにすると、手入れ不足で元気がなくなったときに印象が変わってしまうのが心配
- 自宅のインテリアがダーク調なので、シックな雰囲気の方が部屋に馴染みやすいと考えた
使用するガラスケースは、DOOA(ADAのパルダリウムブランド)の「ガラスポット SHIZUKU」。
ガラスポット SHIZUKU


最大径Φ170xH200mmと結構大きめのケースですが、薄めのガラス製で丸みを帯びたデザインなので、圧迫感がありません。
丸い雫型のデザインだからSHIZUKUなのかと思ったら、「蓋の上に水を張ると雫が滴り落ちる構造になっているから」だそうです。蓋の側面にも通気穴があるので、パルダリウムに必要なちょうど良い湿度が保ちやすくなっています。





こんなおしゃれで機能的なポットがあるなんて…と感動しました!
②底にベースとソイルを敷く
まず、ガラスケースの底に「ジャングルベース」という底床素材を敷きます。


ジャングルベースは、パルダリウムの正面からはほとんど見えなくなりますが、植物の根腐れ防止や水はけの向上に必須の素材です。鉢植えでいう「鉢底石」と同じ役割ですね。
続いて、ソイル(土の部分)を上から敷き詰めていきます。
ソイルは、明るい茶色の「トロピカルリバーソイル」(写真左)と、黒の「ジャングルソイル」(写真右)の2種類から選ぶことができました。
管理人は、今回はブラックを基調としたシックなデザインにしたかったので、「ジャングルソイル」を選びました!
スタッフの方のアドバイスをもとに、「手前を低く、奥を高く」なるようにソイルを敷き、立体感を出しました。(途中経過の写真が撮れていないため、後ほどの完成品写真をご参照ください。)
③石を配置する
実はこの「石の配置」が、パルダリウムの肝となる工程です!
石の配置次第で、パルダリウムの大まかなデザインが決まるため、多くのワークショップ参加者がここで時間をかけるそうです。
ワークショップでは、以下の茶色の「黄虎石」(写真左)と黒い「山水石」(写真右)から選ぶことができました。
今回のテーマはブラック基調なので、「山水石」をチョイス!山水石は、水に濡らすと炭のように真っ黒になるので、カッコいいレイアウトにしたい場合はぴったりです。
用意してもらったさまざまな大きさ・形の山水石から、いくつかを選び、ガラスケース内に配置していきます。デザイン経験のある管理人、意気揚々と作業スタート!✨
ところが・・・、石を置くだけとはいうものの、お店のディスプレイのような洗礼されたデザインには全然近づきません💦パルダリウムの奥深さを知りました・・・。
30~40分くらい試行錯誤していたところ、



今日は弊社の水景クリエイターがお店に来ていて、今ちょうど声かけできそうなので・・・アドバイスもらいましょう!
なんと!業界で著名な水景クリエイターの方が、直接アドバイスしてくださいました・・・!
初心者の管理人がうまく伝えられるか分かりませんが、プロ直伝の石の配置のポイントを共有させていただきます。
- 大きい石を手前に、小さい石を奥に配置する(遠近感を出すため)
- 石の間に川の流れのような「道筋」を作る(自然が作り出したような雰囲気を想起させる)
- 手前の大きな石で「見えない奥行き」を作る(見えない場所があると想像力をかきたて、空間の広がりを感じさせる)
- 石は奇数個で配置する(偶数だと不自然に見えやすい)
- 石の向きは左右互い違いにする(揃っていると人工的な印象に)
- 同じ雰囲気の石を使う(自然な統一感を出すため)
- 石はソイルに埋めて馴染ませる(あたかも元からそこにあったように)
実際のイメージがあった方が分かりやすいと思いますので、プロの水景クリエイターの方にアドバイスをいただきながら(というかほぼ配置していただき)完成したレイアウトがこちら!





明らかにカッコよくなり感激・・・!
手前に配置した大きな石が影を作ることで、奥に広がるような空間の演出ができています。さらに、石と石の間(植物を配置しているライン)に、「昔ここに川が流れていた」かのような自然な通り道が生まれているのもポイント✨
プロの方のアドバイスを聞いて、「自然が生み出したような空間をいかに再現するか」、これこそがパルダリウム作りの醍醐味であり、難しさでもあると素人ながらに実感しました。
④水を入れてソイルと石を固定する
ソイル全体に水が行き渡るよう、少しずつ慎重に注ぎます。特に、ソイルの斜面や配置した石が崩れないよう、優しく水を入れるのがポイントです。
ADA LABのワークショップでは「洗浄瓶」 を使っていました。洗浄瓶があると、ピンポイントで水を流せるため、レイアウトを崩さずに優しく注水できます。
もし洗浄瓶がない場合は、計量カップからヨーグルトスプーンの柄に水を伝わせる方法 がおすすめです。水を一気に注ぐと土砂崩れのようになってしまうので、少しずつ丁寧に入れましょう。
ちなみに、ワークショップで作った際は 「イオン化された水」 を使わせてもらいました。ガラス面を美しく保ち、植物の成長を促す効果があるそうです。
⑤植物を配置する
いよいよ、パルダリウムの仕上げとなる植物の配置です!
ワークショップでは、用意いただいた植物の中から、スタッフの方と相談しながら雰囲気に合ったものを自由に選ぶことが可能です。複数の植物を組み合わせることももちろん可能。
管理人がセレクトしたのは、以下の 5種類の植物 です!(写真に番号を振っています)


①アヌビアス・ナナ ”ミニキリン”
濃いグリーンの葉に、波打ったウェーブが魅力的なサトイモ科の水草。アヌビアスは、西アフリカを中心とした熱帯雨林の水辺に自生しています。ジャングルのような雰囲気を作りたい時にピッタリ!
②シペルス ヘルフェリー
細長く、稲のような夏草のイメージが漂う水草。綺麗なライトグリーンで背が高いのでアクセントになります。目立つため、植栽箇所と本数は控えめにするのがポイントだそうです。
③ピグミーマッシュルーム
名前の通り、マッシュルームのような丸い葉をした特徴のある水草。ウォーターマッシュルームとも呼ばれます。葉の色はライトグリーン。高さは2cm~3cmほどなので、前景にピッタリです。
④プレミアムモス
スジゴケ科の苔(コケ)で、水槽レイアウトで人気。ゆっくりと生長するのが特徴。石や流木に活着させることで、自然の風景を表現することができます。(単品で売っているのを見たら、名前のとおり値段もプレミアム・・・)
➄ホソバオキナゴケ
盆栽などの園芸にもよく利用される「山苔」と呼ばれる苔。山苔の中でも比較的育てやすく、絨毯のような美しい質感をしています。背も高くないので前景に適しています。
石の配置ほどは難しくありませんが、植物の配置のコツも教えてもらいました!
- 前景には背の低い植物、背の高い植物は後景に配置する
- 石と石の間の「谷」の部分に植物を配置すると、自然な流れが生まれる
- 根っこが干渉しないよう、適度にスペースを空けて植える
これで、パルダリウムは完成です!✨
今回は石の配置に時間をかけてしまいましたが、初心者でも1時間~2時間程度で完成させることができます。もちろん、作ること自体がとても楽しいので、もっと時間をかけてこだわるのもいいですね♪
おすすめアイテム
パルダリウムのメンテナンスや作成をする際に、あると便利なおすすめアイテムをご紹介します。
マグネットライト G スリム


このライトをはじめて見た時は、「こんなライトが欲しかった」と感動しました!
マグネットでピタッとくっつくし、スリムなデザインがとっても良いです!
付属のスイッチで6段階の調整が可能です。スタッフの方によると、普段は下から2番目の明るさで十分だそうです。
ウッドベース セット


「マグネットライト G スリム」を取り付けられるスタンドと、ウッドベースのセットです。
他にもシンプルなマグネットライトスタンドもあるのですが、SHIZUKUとピッタリの木の台座が素敵だったので迷わずこちらにしました!SHIZUKUをセットすると完璧な美しいパルダリウム空間が出来上がります。
佗び草ミスト


パルダリウムのメンテナンス(湿らせ)に最適なミスト。ガラスがくもりにくくなり、また葉色をよくする効果が期待できます。
パルダリウム作成用のヘラ(スプーン)
ADAなどで専用のかっこいいヘラも売っていますが、自宅でパルダリウムを作成する際は、管理人はヨーグルトスプーンを愛用。このヨーグルトスプーンは持ち手が30cmあって、パルダリウムでの作業にちょうど良いのでおすすめ!(コスパもGOOD)




パルダリウム作成用のピンセット
ピンセットもADAにかっこいいのがありますが、自宅でパルダリウムを作成する際はAmazonなどで買えるものでも全然使えます!
ただし普通の長さのピンセットでは全然使えないので、水槽用のピンセットを購入するしましょう。まっすぐのピンセット・先がカーブしているピンセット・ハサミがとても使いやすくておすすめ!
水を入れるための洗浄瓶
ADA LABのワークショップでは「洗浄瓶」 を使ってパルダリウムに水を入れていました。洗浄瓶があると、ピンポイントで水を流せるため、レイアウトを崩さずに優しく注水することができます。
まとめ
今回作成したパルダリウムは、書斎のデスクの角にぴったりと収まりました!


「日光が当たらない場所に植物を置くのは難しい」と思っていましたが…、パルダリウムなら問題なし!
仕事や勉強の合間にふと小さな自然風景を眺めることができ、とても癒し効果があります。🌿
「対面で教わる」ことで、初めてでも楽しく、たくさんのことを学ぶことができました。何よりも、実際に作ることで、パルダリウムの魅力を実感できたのが大きな収穫です。
ワークショップの場では、熱心なファンの方々も見かけました。スタッフの方もおっしゃっていましたが、「1つ作ると、どんどん増やしたくなる人が多い」とのこと…。実際、作ってみるとその理由がよくわかります!
管理人も、このまま「パルダリウム沼」に沈んでいく予感しかしません…。
結局、沼ってたくさん作りました








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