うさぎのお散歩は、通称“うさんぽ”と言われています。
“うさんぽ”には大きく分けて、①ハーネスを着けて公園など外でする方法と、②部屋の中で自由に行動させる方法の2種類があります。②は、お部屋の中でするお散歩のため“部屋(へや)んぽ”とも言われます。
管理人は、マンションなどでも「気軽に」かつ「安全に」実施できる、②の方法(部屋んぽ)を断然おススメします!
そこでこの記事では、お部屋で簡単にできるうさぎのお散歩の具体的な手順を、写真付きで詳しくご紹介します!
- うさぎにお散歩が必要かどうか知りたい
- お部屋で安全にうさぎをお散歩をさせる方法を知りたい
- うさぎのお散歩におススメのアイテムがあれば教えてほしい
うさぎにお散歩は必要?
うさぎを飼う場合、ケージやサークル(囲い)を設置し、普段はその中でうさぎを飼われている方がほとんどだと思います。のLop(ホーランド・ロップ)も、普段はこのようなケージで生活しています。
ただ、ずっとケージの中にいると運動不足となり、ストレスが溜まってしまいます。うさぎにお散歩が必要な理由は以下の通りです。
- 運動不足や肥満の解消
- ストレス解消
- 飼い主とのコミュニケーション
- うさぎの体調不良の把握
- 外部(ケージ外)の環境への順応
できれば常時放し飼いにしてあげたいところですが、管理人は日中は仕事で不在にしています。ケーブルやプラスチックなどをかじってしまったり、同居している猫(ラグドール)にいたずらをされたりする心配があるため、放し飼いにすることはできません。(猫とうさぎとの共同生活については、以下の記事を参照ください。)
一方、管理人が家にいるときは、基本的に自由にケージの外に出て、部屋の中で”うさんぽ”できるようにしています。
広い場所を自由に動けるようにすることで、運動不足の解消はもちろん、消化器官の働きが良くなるので食欲アップにもつながります。管理人にツンツンと鼻を押し当ててなでなでを要求してきたり、遠くから名前を呼んだら走ってきてくれたりと、楽しくコミュニケーションを深めることができます。また、うさんぽを定期的にすることで、いつもと違う動きをしていないか、全く外に出たがらないといった様子はないかなど、体調をチェックする良い機会となります。
このように、うさんぽには多くのメリットがあります!
ちなみに、管理人はLopを屋外のお散歩に連れていったことはありません。この後ご紹介するように、お部屋でも工夫すれば十分にお散歩の目的を果たすことができます。屋外のお散歩はハーネスをつけて移動する手間もかかり、うさぎにとって移動がストレスとなることもあるため、お部屋のお散歩をおススメします。
“うさんぽ”の具体的な手順
次に、お部屋での“うさんぽ”の具体的な手順をご紹介します。お家にあるものを活用することで、安全かつ簡単に行うことができます!
ケージに出入りしやすようブロックと布を設置
お散歩ルートにタオルケットやクッションを配置(障害物やかじって困るものがないか確認)
自由気ままにお散歩!
続いて、各ステップ毎に写真付きで詳細に説明していきます。
STEP1.ケージから出る準備
ケージに出入りしやすいよう、入口にブロックと布を設置します。
なぜ布が必要かというと、うさぎの手足は毛で覆われているため、プラスチックの面を歩くと滑って危険だからです。Lopも滑ってしまうことが分かるので、布を設置してあげないとケージから出てこようとしません。
手のひらも毛で覆われてるよ!
STEP2.お散歩ルートの確保
お散歩ルートにタオルケットやクッションを配置します。
理由はSTEP1と同様です。フローリングだとLopが滑ってしまうため、以下のようにLopの散歩コースにタオルケットやクッションを敷いてあげます。我が家の場合、リビングの隅に写真のように“うさんぽロード”を常時作っています。
フローリングではなく、マットや絨毯を敷いているお宅は必ずしも必要ではありません。ただし、毛がついたりおトイレをして汚れてしまうこともあるので、タオルケットなどを敷くことをおすすめします!
Lopの場合、用意した“うさんぽロード”の外には基本的に出られません。フローリングが滑って怖いのを知っているからです。これは、うさぎの品種や性格によって異なると思います。アクティブな子だと、どのような床でも元気に動き回るかもしれません。ただ、足元が滑ると足の負担も大きくケガにつながりやすいので、滑らないように工夫してあげることが必要です。
うさんぽに最適なマット
ちなみに、うさぎのお散歩に最適なマットはこちらの記事で紹介していますのでご参照ください!
うさんぽ用おすすめマットはこちら
STEP3.お散歩開始!
セッティングが完了すると、待ちかねたLopがケージから飛び出します!
タオルケットやクッションのコースを自由に散歩したり、その上で寝たりします。ちなみに、朝と夜のごはんタイムも、このように外に出してあげるようにしています。
注意すること
お部屋の中でのお散歩も、危険なエリアに侵入しないよう注意が必要です。我が家のLopは布が敷かれていないところには出ようとしないので、キッチンなどには行けないよう布を敷かないようにしています。
また、お散歩しているとRag(ラグドール)が一緒に遊びたくてちょっかいを出してしまうので、“うさんぽ”をさせるのは飼い主の目が届くときだけにします。(Lopが追い回されないように見張り)
うさぎだけを飼われているお宅であっても、不在時にお散歩をさせたままにしておくと、ケガをしたり物を齧ってしまったりするリスクがあるため、お散歩をさせるのは在宅時(飼い主の目が届くとき)に限定しましょう。
まとめ
うさぎのお散歩は、家にあるタオルケットなどを活用することで、安全かつ簡単に行うことができます!お部屋の中で簡単にでき、うさぎにとっても飼い主にとってもメリットが大きいので、ぜひこの記事を参考に試してみてください♪
以上、今回はうさぎのお散歩(”うさんぽ”)の方法についてご紹介しました!