みなさんは「ラグドール」という種類の猫チャンをご存じでしょうか?
我が家の猫チャンはラグドールの8歳の女の子です。
おっきくてふわっふわでとっても優しい性格をしています。
ちょっとビビりで、運動が苦手。
私たちにとってはじめての猫チャンで、共働き・マンション住まいの私たちにずっと寄り添って暮らしてくれています。
この記事では、我が家がはじめてお迎えする猫チャンに「ラグドール」を選んだ理由とともに、これまで一緒に生活してきて感じている飼いやすさについて、働きながら一緒に暮らす我が家のライフスタイルの実体験をもとにご紹介します!
- 初めて猫を飼う!
- 働きながら猫を飼いたい!
- マンション暮らしで猫を飼いたい!
ラグドールを選んだ理由
はじめてお迎えする猫チャンにラグドールを選んだ理由は、ラグドールの性格が、初心者・共働き・マンション住まいの人に合っていると感じたからです。
ラグドールの性格は一般的に、
- おとなしい
- 愛情深く社交的
- 賢い
- 静か
・・・などと言われています。
それでは、我が家のラグドールのRagは実際どうなのか?見ていきましょう!
①おとなしい
一般的に言われる、「非常におとなしく、穏やかでのんびりとしていて、めったに怒らない」というのにバッチリ当てはまります。
猫チャン(特に子猫チャン)って高速で駆け回るいたずらっ子なイメージでしたが、Ragの場合は赤ちゃんの時からとってもおっとりしていました。
猫チャンって怒ると「シャー」しますが、うちの子は1回もシャーしたことないんです!
とっても寛容で、優しい子です。
また、狩りへの執着は薄い子が多いようです。
うちの子も、なんでもバリバリひっかくことはせず、爪とぎとして用意したものだけバリバリします。
カシャブンなどのおもちゃも最初は食いつくのですが、すぐ寝っ転がってチョイチョイしだして、結構すぐ飽きちゃうんですよね・・・
野生はどうした!?ってなります。(飼い主の動かし方がつまらないのかもしれないが・・・)
キャットタワーも、ジャングルジムみたいな大きいのや、天井までの高いのとか、4段くらいの低めのとかいろいろ買ってみましたけど、キャットタワーより床に静かに転がっていることが圧倒的に多いです。
ラグドールは、アクティブに遊びまわるというより、飼い主さんとのんびり一緒にごろごろするのが好きな子が多いと思います。
ちなみに、おとなしいけど、割とビビりではありますね。
雷や地震は結構苦手で、震度4ほどでベッドの下やカーテンの間に立てこもります。
(一方、うさぎのLopは図太い性格なので、雷も地震もスルーします(笑))
SNSで見かけるほかのラグドールさんたちも、ほぼほぼみんなおっとりでちょっぴりビビりのようです。
②愛情深く社交的
我が家に猫チャンをお迎えするときにとても気にしたのは、うさぎのLopとの相性です。
一般的にラグドールは「愛情深く、抱っこなどのふれあいが大好きで、飼い主と一緒にいることを好む。社交的な性格で、他のペットや人間と仲良くすることができる。」と言われています。
Ragはこの一般的な性格にもほぼ当てはまります。
うさぎのLopのことが大好きになり(おそらく猫チャンの仲間だと思っている)、よくLopを優しいまなざしで見つめています。
出会った当初はRagはLopと仲良くしたくてそばに寄っていたのですが、LopはRagに全く興味がなく(悲)、いつもLopにガン無視されるので、Ragはちょっとだけ離れて見つめることにしたようです。。。切ない。。。
こんな感じで、ラグドールは猫チャンだけではなく、うさぎさんとも適切な距離を保って共同生活をすることができます。
SNSでは小さいお子さんや他のペットちゃんと仲良くしているラグドールさんもよくお見掛けします!
多頭飼いにも向いていそうですね。
飼い主である私たちと一緒にいることも大好きで、二人で会話しているところにトコトコやってきたりします。
出かける時や帰ってきたときは、玄関までお見送りとお出迎えをしてくれます。
洗濯などの家事をしているときは近くで見守ってくれたり、宅配がきたら一緒に配達員さんのチェックをしてくれたり・・・猫というより犬っぽいところが多いですね!
大らかで人懐っこくて甘えん坊です。
一般的なラグドールとうちのRagが違うのは、だっこがあんまり好きじゃないことですね。。。
「ラグドール」って「ぬいぐるみ」という意味で、だっこされるとだらーんとしてまるでぬいぐるみのような子が多いそうです。
うちの子は5秒ぐらいはだっこされてくれますが、しばらくするとケリをいれて腕から出て行ってしまいます(泣)
でもうさぎのLopと一緒に暮らせることの方が重要なので、だっこぎらいなのはヨシとします(笑)
③賢い
まぁ猫チャンってどんな子も賢いでしょと思いますが・・・ラグドールは一般的に「従順な性格」と言われることが多いですね。
いたずらっ子なタイプではないので、お留守番させていて帰ってきたら家の中が大荒れしていた、なんてことは我が家では皆無です。
ネットでは時々、ラグドールは「しつけしやすい」というのを見かけますが、猫チャンにはしつけはしないので、多分人間の都合でいたずらしない子が多いってことなんでしょう。
トイレや爪とぎは教えなくても覚えてくれたので、飼い主からなにか教えたことってあるかな・・・?
本当にいい子で、子猫チャンのときから一緒に暮らしやすい子です。
他のラグドールちゃんもいたずらっ子な子はほとんど見たことないですね。
人間の都合での話にはなってしまいますが、あんまりいたずらしないという点は、働きながら猫チャンと暮らす方にはありがたい特徴だと思います。
(もちろん、いたずらっ子でもそうでなくても猫チャンはみんないい子ですけどね!)
④静か
ラグドールは一般的に「鳴き声が控えめ」と言われることが多いようです。
うちの子は赤ちゃんの時はサイレントにゃーしかできませんでしたが、徐々ににゃーと言えるようになりました。
大きくなってからの鳴き声は確かに特に大きくはないですね。
ごはんほしい時など、何かしてほしい時ににゃんにゃん言ったりしますが、うるさいと感じることは全くないです。
鳴き声は成猫になってからも高音のエンジェルボイスで、本当にかわいいです!
ラグドールの飼いやすさ
ラグドールの
- おとなしい
- 愛情深く社交的
- 賢い
- 静か
という性格は、初心者・共働き・マンション住まいの我が家のライフスタイルにはとっても合っていて、ずっといい感じで共同生活をしてきていると感じています。
一緒に暮らす中で感じた、ラグドールが飼いやすい、一緒に暮らしやすい、と思ったポイントをご紹介します。
適応力が高い
ラグドールはおとなしい性格でのんびりしてリラックスしていることが好きなので、飼い主が仕事に出かけている間のお留守番も穏やかに受け入れてくれることが多いようです。
うちのRagは、在宅勤務の日に観察したところ、仕事時間中はずーっとベッド(人間用)で寝ていました。
在宅勤務をしていると、夕方ごろにおなかが空いて起きてきて、「ごはんまだ~?」と声をかけてきますが、SNSでよく見るようなキーボードに乗っかって仕事させないぞっというような仕草は全然しないですね。(ちょっとさみしいけど)
やっぱり飼い主の仕事中は遊べないって受け入れているんでしょうか。
一方、仕事から帰ってきたときにはいつも玄関まで走ってお迎えに来てくれます。
多分数秒前まではベッドで寝転がっていたんでしょうが、飼い主が帰ってきたらお迎えモードに切り替えてくれるのです。
飼い主のスケジュールに柔軟に適応し、ひとりの時間も飼い主との時間も切り替えて楽しんでくれているように思います。
飼い主としては帰ってきたときにお迎えしてもらえると疲れも吹っ飛びますし、おりこうさんにお留守番もしてくれるのでありがたい限りです。
運動量少なめ
ラグドールは一般的に運動量が少ない猫です。
これは肥満や運動不足には十分な注意が必要なので、その点別途対応は必要なのですが、
マンション暮らしで日中は仕事、という人にとっては飼いやすいポイントにはなると思います。
あまり上下運動も激しくやらないタイプの猫チャンですから、巨大なキャットタワーは置く必要がない(置いてもあまり使っていただけない)と思います。
都内のマンションなど、あまり広くはないお部屋に住んでいる場合にはありがたいポイントです。
いたずらもあまりしない子が多いので、仕事から帰ってきて部屋がぐっちゃぐちゃになっていたということもほとんどないのではと思います。
アクティブな方ではないので、マンションなど他の部屋への騒音が気になることもないでしょう。
フードを運動量少なめの猫チャン向けのヘルシーなものにしたり、少しだけでも運動させるなどの気遣いは必要ですが、飼いやすいポイントであると思います。
究極の癒し
これはラグドールには限りませんが、存在しているだけで癒しです。
外で仕事をしてきてぐったりのところ、癒しの極みが家で待っていてくれるなんて幸せすぎます。
特にラグドールは人懐っこくて飼い主と一緒にいるのが好きな子が多く、仕事から帰ってきたら寄り添って一緒にリラックスしてくれるので、日々の疲れが癒されます!!
たぬき風(左)とライオン風(右)
ラグドールとの生活で気を付けていること
ラグドールは飼いやすいとはいえ、気を付けていることもあります。
食事の時間を一定にする
仕事をしていると残業で帰りが遅くなったりしますよね。
それで猫チャンのごはんの時間が遅くなってしまったり、日によってごはんの時間が違うと、体調にも影響があるかもしれません。
ごはんを待たせてしまうのも猫チャンがおなかがすいてかわいそうです。
そこで我が家では自動給餌器を導入しました!
詳細は以下の別記事に記載していますが、一定の時間にごはんをあげることで、トイレなどの調子も良くなったように感じました。
コミュニケーションはしっかりと
ラグドールはお留守番も受け入れてくれますが、基本的には人と過ごすことが好きな子が多いと思います。
仕事から帰宅後は、きちんとコミュニケーションを取って、信頼関係を築けるように、一緒に過ごせる時間は大切にしましょう!
毛のお手入れは大変
良いところがたくさんのラグドールですが、毛のケアはちょっと大変です!!
大型・長毛種なので、抜け毛量が半端ないです!
極上のふわふわヘアーなラグドールさんは油断するとすぐ毛玉ができてしまいますので、日々の丁寧なブラッシングが必須です。
毛繕いの時に毛を飲み込んでしまうので、毛球症には注意。
毛球症を防ぐためにも、こまめにブラッシングをすることがなによりも重要です!
ブラッシングすることでコミュニケーションを取ることもできます。
ちなみに、ブラッシングにはめちゃめちゃ毛が取れる「ファーミネーター」がおすすめです。
ブラッシングのほか、毛玉ケア用のフードなどでも気を付けていく必要があります。
運動不足に注意が必要
肥満は万病の元であるのは猫も人間も一緒です。
食事と運動に気を配り、太らないように注意が必要です。
ラグドールはのんびりした性格で、あまり激しく遊び回ることがないので、運動不足になりがちです。
日頃から意識して上下運動やダッシュができるように遊んであげる必要があります。
我が家では色々なおもちゃを駆使して運動を促しています・・・!
以上、ラグドールの性格と飼いやすさをRag&Lopなりにまとめてみました。
皆さんの猫チャンライフのご参考になれば幸いです!
ホーランド・ロップイヤーの性格と飼いやすさはコチラ