「猫を飼ってみたいけど壁や家具を引っかかれないか心配・・・」
「どのような爪とぎを、どこに配置すればいいのか分からない」
猫を初めて飼おうと思っている方は、猫が家の中を引っ掻き回さないか?ということが一番心配ではないでしょうか。
管理人はラグドール(Rag)とロップイヤー(Lop)と6年以上一緒に暮らしています。
猫を飼うのはRagが初めてでしたが、マンション暮らしで働きながら飼うため、帰ってきたら家や壁がめちゃめちゃ・・ということにならないか、飼う前は心配になりました。
ですが、爪とぎを必要な場所に正しく設置してあげれば、家具や壁を引っかく心配はありません。
この記事では、猫に爪とぎが必要な理由やおすすめの爪とぎアイテムをご紹介します!
- 猫に爪とぎが必要な理由
- おすすめの爪とぎアイテム(設置場所別)
猫の爪とぎが必要な理由
まず、なぜ猫にとって爪とぎが必要なのでしょうか?
理由は次の3点です。
- 爪の維持
- マーキング
- ストレス解消
1点目は、爪の維持です。
猫は本来狩りをする動物です。狩りに備えて、伸びすぎた爪を研いで常に適切な長さに保とうとします。
2点目は、マーキングです。
猫の肉球には臭腺があるため、爪とぎをしてこすりつけることで、縄張りを主張しようとします。
3点目は、ストレスの解消です。
猫がストレスを感じた時や、興奮して気を落ち着かせたい時に気分転換として行います。
爪とぎをするタイミング(Best3)
ちなみに、6年以上猫と一緒に暮らしていると、頻繁に爪とぎをするタイミングも分かってきます。
Ragの場合、ランキング形式にすると以下の通りです。
- 飼い主が帰宅したとき
- おもちゃなどで遊んで興奮MAXのとき
- 寝起き
①と②は興奮したときに気持ちを落ち着かせるために爪とぎをしています。
③はリラックスした後に「ちょっと体を動かすぞ~」と準備体操のような感覚ですね。
みなさんの猫ちゃんはいかがですか??
飼われている猫ちゃんが爪とぎをするタイミングや場所を把握しておくと、これから説明する爪とぎの「正しい設置場所」も分かるようになります。
ぜひ観察してみてください。
おすすめの爪とぎグッズ(設置場所別)
爪とぎが必要な理由は分かったけど、どのような爪とぎをどこに設置すればいいの?
と思われる方も多いと思います。
管理人はマンション暮らしで働きながら猫とうさぎを飼っていますが、色々な場所に爪とぎグッズを置いています。
ポイントは、
猫が爪とぎをしたくなる場所に、適切に爪とぎを設置する
ということです。
これがしっかりできていれば、猫が家具や壁を爪とぎとして代用することはありません。
「猫が爪とぎをしたくなる場所」は、例えば、飼い主と一緒にいることが多いリビング、お迎えに来てくれる玄関などです。
続いて、おすすめの爪とぎアイテムを設置場所別にご紹介します!
リビング
まずはリビングです。
室内飼いの猫の場合、リビングが飼い主と猫が一緒にいる時間が最も長いのではないでしょうか。
リビングにおすすめするのは、平置きのスケートボード型の爪とぎです!
Bornran 猫用爪とぎ
こちらは猫の大きさにピッタリサイズで、大きすぎないので狭いリビングでも邪魔になりません。強化ダンボールが使用されているので、まぁまぁ持ちます。
フレームは木製で、表面はツルツルに加工してあります。
かわいい猫型です。
ダンボール部分が取り替え可能になっているので、サステナブルな爪とぎです!
Ragがとても気に入っているので、何度も段ボールを取り替えて使っています。
(最初は替えの段ボール部分だけも販売があったのですが、最近は木枠の本体とセット売りしかしていないのがちょっと残念。。)
寝床としても使用しています!両端の起伏がちょうど枕のようになって快適みたいです。
壁や柱
続いて、リビング・廊下・玄関などの壁や柱に貼り付けるタイプの爪とぎをご紹介します。
壁まもる君 コーナー用 麻タイプ
こちらは画鋲でフレームを壁につけるので、大きな穴があかず、賃貸でも使用できます。
爪とぎの表面は、壁紙タイプ、木製タイプ、帆布タイプなどがあります。
管理人が使用しているのは麻タイプです。
猫の爪の引っかかり具合もちょうどよく、とても気に入って使っています。
爪とぎ面は交換用も販売されていますが、4年ほど使用していてまだ交換していません。
かなり長持ちするのでコスパも良好です!
このように、猫が爪とぎをしそうな場所に設置しておくと、帰宅時などすぐに「バリ」したいときに場所に応じて使ってくれるため、家具や柱を爪とぎの代わりにされてダメージをくらうことがありません。
商品自体の見た目もシンプルなので、インテリアの邪魔にもなりません。
リビングに置き型の爪とぎを設置し、あとは壁・柱の必要そうな箇所に「壁まもる君」を設置しておけば、爪とぎ対策としては十分です!
まとめ
- 猫の健康のために爪とぎは必要
- 「猫が爪とぎをしたくなる場所に、適切に爪とぎを設置する」ことがポイント
- 爪とぎはリビングに置き型を1つ、あとはよく爪とぎする場所の壁・柱に設置すれば十分
以上、今回は猫の爪とぎについてご紹介しました!