ドライフードとウェットフードどちらがいいの?
あげる回数やタイミングは?
おすすめのフードを知りたい!
猫のフードはたくさんの種類があるので何を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
管理人は、7歳のラグドール(猫)と8歳のホーランドロップ(うさぎ)を飼っています。
日中は外で働きながら一緒に暮らしていますが、フード選びには最も気を配り、これまで大きな病気もなく健康に過ごすことができています。
この記事では、ラグドールと7年以上暮らしてきた経験をもとに、猫のフードの選び方や、おすすめの市販フードについてご紹介します!
- 猫のフードの選び方
- ご飯をあげる回数
- おすすめの市販フード
猫のフードの種類(基本)
猫のフードは、大きく分類するとドライフードとウェットフードの2種類があります。
どちらをあげればいいの?と悩む方もいらっしゃると思いますが、結論から言うと、どちらか一方ではなく、ドライフードとウェットフードを組み合わせてあげることをおすすめします。
ドライフードとウェットフードは、それぞれ以下のようなメリットとデメリットがあります。
ドライフード
ドライフードは、全体の質量に対し水分量が10%以下のフードを指します。
小さな粒状に固形化されているため、扱いやすく簡単に与えられる、長期保存しやすい、低価格であるといったメリットがあります。通称、“カリカリ”とも言われています。
また、後ほど詳しくご説明しますが、猫の品種や年齢に応じて最適な配合がされたドライフードが開発されているため、テーラーメイド感覚でフードを選ぶことができる点も特徴です。
一方、デメリットは水分がほとんど含まれていない点です。
猫にとって水分は腎臓などを健康に保つために重要となるため、ドライフードのみを与える場合は、別の方法でしっかりと水分補給をさせることが必要となります。
ウェットフード
ウェットフードは、水分が多く含まれていて、缶詰やパウチに包装されたフードです。
ドライフードよりも野生の猫が食べる魚や肉の現物に近いため、嗜好性が高いといったメリットがあります。
一方、デメリットは、ドライフードに比べて価格が高い、開封後は冷蔵庫で保管する必要があり保存しづらいといった点があげられます。
このように、ドライフードとウェットフードは一長一短がありますが、どちらか一方ではなく、ドライフードとウェットフードを組み合わせてあげる(ミックス)がバランスが良くおすすめです!
ご飯をあげる回数とタイミング
続いて、ご飯をあげる回数とタイミングについてですが、1日2回(朝と夜)が基本となります。
朝ごはん :ドライフード(カリカリ)
夜ごはん :ドライフード(カリカリ)とウェットフード(缶詰)
管理人は、日中働いているため、お昼は猫とうさぎにご飯をあげることができません。
ですが、決まった量を朝と夜に与えれば全く問題ありません。
常に置いてある状態にしてはだめなの?
朝・夜のように決まったタイミングではなく、常に置いてある状態(置き餌)にしておけばいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ご飯がなくなったら補充する、といった方法です。
このような置き餌には、次のようなデメリットがあるので避けた方がいいでしょう。
- 食欲不振など体調の変化を発見することができない。
- 食べ過ぎで肥満となるリスクがある。
- フードが痛み衛生状態が悪くなる。
管理人はアメリカに住んでいたときにラグドール(Rag)をお迎えしました。
アメリカは日本と比べてペットに対する意識は非常に高い国です。
そのときに診てもらっていた獣医さんから、飼い始めたときに「衛生面と食べる量を観察する観点から、置き餌ではなくごはんの時間を決めてあげた方がいい」とアドバイスされました。
それ以来、ずっと決まった時間にあげるスタイルを貫いています。
こうすることで、食欲のない場合にすぐに体調変化に気づくことができます。
実際、ある時Ragがごはんをあまり食べていないことに気づき、病院に連れていったら、軽度の腸炎であることが判明したことがありました。
重症になる前に早期発見できて本当に良かったと思っています。
食べたい時に食べれないのは、猫が可愛そうではないか?と思われる方もいるかもしれませんが、すぐに慣れます。
猫は決まった時間以外はご飯が出てこないと理解するので、ごはんの時間以外におねだりしてくることはありません。
その代わり、決まった時間になると飼い主に催促するようになります(笑)。
体調変化を察知するためにも、決まった時間に一定量をあげましょう!
ちなみに、ロップイヤー(Lop)も同じ時間に一緒に食べてるよ!
猫におすすめのフードは?
冒頭で、ドライフードとウェットフードの組み合わせがおすすめ、とご紹介しました。
では実際に、様々ある種類の中から何を選べばいいの?と迷ってしまう方に、猫の健康を第一に考えている管理人が選ぶおすすめの市販フードをご紹介していきます!
まずはドライフードです。
おすすめのドライフード
最初に結論ですが、
ドライフードは、猫の品種や年齢によって最適な配合がされたフードを選びましょう!
最適な栄養バランスは、猫の品種、大きさ、年齢などによって異なります。
ウェットフードは肉や魚の現物に近いものですが、ドライフードは固形に加工されたフードです。
そのため、猫の品種や年齢に応じて、最適な栄養バランスとなるように成分が調整されたフードが開発されています。
管理人はラグドールを飼っているため、以下のラグドールに最適化されたフードを与えています。
ロイヤルカナン FBN ラグドール 成猫用 400g
一般的なドライフードとは異なり、ラグドールの体質を考慮した以下の成分が入っています。(ロイヤルカナンの公式HPより)
- ふわふわな長毛の輝きを維持する成分
- 大きめボディを支える骨と関節の健康を維持する成分
- 心臓や泌尿器に配慮した成分
また、粒の大きさや形もラグドールの口に合わせたものとなっています。
量は、1回につき18.5グラム与えています。
Ragはこのドライフードがものすごく好きで、与えた瞬間にガリガリと大きな音を立ててかぶりつきます。
ちなみに、アメリカでも販売されていて、1歳のときからずっと同じものをあげています。
記事ではラグドール用のものをご紹介しましたが、メインクーン用など他の品種向けのものも多く揃っています。
子猫用やシニア用もありますので、是非みなさんが飼われている猫にあったフードを探してみてください!
おすすめのウェットフード
次に、ウェットフードです。
先に記載した通り、ウェットフードは、嗜好性が高く水分補給もできるフードです。
野生で食べるご飯に近いものなので、ドライフードよりもウェットフードの方が好きな猫ちゃんも多いのではないでしょうか。
種類は魚をメインとしたもの、鳥などの肉をメインとしたものがあります。
ウェットフードに関しては、ドライフードのように猫の品種などで選ぶ必要はないので、色々と試してみて一番気に入ったものを与えるといいでしょう。
たくさん食べてくれれば水分不足も避けられます。
ちなみに、管理人がラグドール(Rag)にあげているおすすめのウェットフードはこちらです!
モンプチ 缶 あらほぐし仕立て ロースト若鶏
こちらはチキン味です。
Ragはチキン一筋で、飽きずに食べてくれています。
マグロ味やホタテ味など色々な味がありますので、好みのものが見つかるまで試してみるのが一番です。
夜ごはん1回につき、1缶の1/3をあげています。
ちなみに、アメリカに住んでいたときは、Wellness CORE Signature Selects Grain Free Shredded Wet Canned Cat FoodのBoneless Chicken & Chicken Liver Entree in Sauceというチキン&チキンレバー味の缶詰めをあげていました。
日本では同じものを見つけられなかったので、似たようなチキン味の缶詰めを探した結果、モンプチ缶にたどり着きました。
おやつはあげてもいいの?
番外編ですが、おやつはあげてもいいの?と疑問に思われている方も多いと思います。
「ちゅーる」をおいしそうに食べるCMをみると、ついあげたくなりますよね!
結論から言うと、おやつは与えても大丈夫ですが、嗜好性が高いものが多いため、あげすぎには注意しましょう。
管理人は、健康を第一に考えているので頻繁にはあげないようにしています。
とはいえ、おやつは重要なコミュニケーションのツールにもなります。
管理人がおすすめのおやつを1つご紹介します。
グリニーズ 歯磨き専用スナック ローストチキン味
こちらは、歯磨きおやつです。
歯磨きおやつって何ぞや?と思いますよね。
こちらはドライタイプの商品で、結構な硬さがあるため歯に付着した歯垢を落とす効果があります。
このおやつもチキン味です!(チキン大好き)
これもアメリカの獣医さんにおすすめされたもので、ずっと同じものをあげてます。
日本でもアメリカでも売っています。
夜寝る前に3個、RagがLop(ロップイヤー)のケージに侵入してRagに出てきてもらうために1個、Ragがかくれんぼをしているけど見つけられない時におびきだすために1個、という感じであげています。
このおやつも大好きなので、食いつかない時は、体調悪いのかな?と注意するようにしています。
まとめ
- ドライフードとウェットフードは組み合わせてあげるのがおすすめ
- ドライフードは、品種や年齢によって最適化されたものを選ぶ
- ウェットフードは、水分補給の役割も担うため気に入るものを探す
- おやつは与えすぎず、コミュニケーションのツールとして活用
以上、今回は猫のフードの選び方やおすすめの種類についてご紹介しました!