猫が30歳まで生きる時代へ!宮崎徹教授によるAIM研究の最前線と治療の可能性

愛猫には、ずっと元気で長生きしてほしい

そう願う飼い主さんは多いはず。でも、猫の寿命を縮める 最大の壁が「慢性腎臓病」

特に高齢の猫に多く、発見が遅れると食欲不振や体重減少、元気がなくなるなどの症状が出て、最終的には命を脅かす深刻な病気へと進行してしまいます。

そんな猫の宿命とも言われる腎臓病に、新たな希望が生まれました!

それが「AIM(エイム)」というタンパク質 を活用した最新の腎臓病治療です。

管理人は10歳を超えたラグドール(Rag)と暮らしています。生まれつき 片方の腎臓が小さく、常に腎臓への負担が心配です。加齢とともにリスクが高まる中、腎臓病を治せる治療法が早く実用化されてほしい——そんな願いを込めて、最新の研究と猫の長寿につながるケアについてお届けします!

本記事では、
✅ 猫の腎臓病の原因と症状
✅ AIM研究がもたらす治療の可能性
✅ 寿命を延ばすための食事とフード選び
✅ 実際に読んだ書籍のレビューと感想
✅ 飼い主が今すぐできる腎臓ケア

をわかりやすく解説します!

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猫の腎臓病はなぜ多い?その原因と初期症状を知ろう!

実は猫の腎臓病は「宿命」とも言われるほど発症率が高い病気。その理由は、猫の進化の過程にあります。

猫はもともと砂漠の動物!腎臓に負担がかかりやすい体質

猫は水をあまり飲まなくても生きられる体に進化したため、腎臓に大きな負担がかかりやすいのです。そのため 腎臓病になりやすい体質になってしまいました。

イエネコ(飼い猫)の祖先はリビアヤマネコという砂漠に住む野生の猫
(画像:ウィキペディアより引用)

さらに慢性腎臓病は初期症状がとてもわかりにくいのが特徴。

腎臓病のサイン

  • 水をたくさん飲むようになった
  • トイレの回数が増えた
  • 体重が減少してきた
  • なんとなく元気がない

これらの症状に少しでも心当たりがあれば要注意!

でも、最近 猫の腎臓病に対する画期的な治療法が登場しました!

AIMが猫の腎臓病を治す?宮崎徹教授の最新研究!

AIM(Apoptosis Inhibitor of Macrophage」——これが猫の腎臓病治療のカギになると注目されています。

AIMは、体の老廃物を除去する働きを持つタンパク質ですが、猫の場合 AIMが正常に働かないために腎臓のフィルターが詰まりやすくなり、腎臓病が進行してしまいます。

そこで、東京大学の宮崎徹教授 は、

AIMを活性化すれば、猫の腎臓病を治せるのでは?

と考え、研究を進めてきました。

その結果、
AIMを活性化させることで、腎臓の老廃物を排出しやすくなる可能性がある
腎臓病の進行を防ぎ、予防にもつながるかもしれない
ということが分かってきました!

管理人

愛猫家の希望の光ですね!

一般社団法人AIM医学研究所の設立

宮崎教授はAIM研究をさらに加速させるため、2022年4月に一般社団法人AIM医学研究所(IAM)を設立し、所長に就任しました。

この研究所は、AIMの基礎研究から創薬、診断薬、サプリメントの開発までを総合的に推進することを目的としています。

一方、研究は思うように進まないこともあったようです。AIMはタンパク質製剤であるため、化学合成で作れるものではありません。製造工程は非常に複雑で、莫大なコストや労力がかかります。

それでも熱心に研究を続け、2020年春に治験薬製造のための条件検討開発をほぼ終えかけていたところ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、2020年6月頃に開発資金が不足してしまい、いよいよ次のステップへという時に開発の中断を余儀なくされました

愛猫家から多くの寄付金が集まる

2021年の夏、研究が苦境に立たされていることがメディアで伝えられると、全国のネコ愛好家から宮崎教授が所属する東京大学に寄付が殺到しました。

東京大学のHPによると、2021年7月から2022年1月までの間に、総額276,548,991円の寄付があったそうです。これは東京大学史上でも最速ペースとのこと。

株式会社IAM CATの設立

AIM医学研究所での研究成果を実用化し、猫や人の患者さんに届けるため、2023年8月22日に株式会社IAM CATが設立されました。代表取締役は宮崎徹教授が務めています。

この会社は、AIM医学研究所の研究成果を最速最短で創薬化し、全ての猫と人の患者さんに届けることを目指しています。

また、慢性腎臓病の猫の調査(血液検査)に協力してくれる飼い主さんを募集しています。

『猫が30歳まで生きる日』(宮崎徹著)を読んでみた感想

『猫が30歳まで生きる日』は、宮崎徹教授の研究者人生とAIMという奇跡のタンパク質との出会い、そしてその実用化に向けた挑戦を描いた一冊です。

これは単なる研究の記録ではなく、「治せない病気を治したい」 という強い信念を持つひとりの医師が、幾度もの試行錯誤を経て、ようやく希望の光を見出していく情熱の物語でもあります。

研究者への転身——治せない病気を治すために

本書の前半では、宮崎教授がどのようにして 「AIM」というタンパク質と運命的に出会ったのかが語られています。

もともと宮崎教授は 臨床医 として、患者と直接向き合う立場にいました。しかし、治療の現場で「どうしても治せない病気」に直面するうちに、次第にこう考えるようになります。

目の前の患者さんを助けるだけではなく、病気の根本原因を解明し、治療法そのものを変えたい

そうして、臨床医から基礎研究者へと転身。病気のメカニズムを解き明かすことに人生をかける決断をしたのです。

AIMとの偶然の出会い、そして研究人生の転機

AIMは、もともと免疫や炎症の研究の中で発見されたタンパク質でした。しかし、研究を進めるうちに、AIMには 体内の老廃物を除去する働きがある ことが分かってきます。

そして、この機能が 猫の腎臓病と深く関係している ことを発見したのです。

「もしかすると、AIMを活性化させれば、猫の腎臓病を治せるのではないか?」

この気づきが、宮崎教授の研究人生の大きな転機となりました。それまで「治らない」とされてきた病気に、光が差し込んだ瞬間でした。

猫の腎臓病とAIMの可能性を、わかりやすく解説

本書の後半では、

  • なぜ猫は腎臓病になりやすいのか?
  • AIMはどのように腎臓病を防ぐのか?
  • どのように実用化が進められているのか?

といった内容が、専門知識がない読者にも理解しやすい形で丁寧に解説されています。

医学の話というと難しく感じるかもしれませんが、本書では専門用語をできるだけ避け、誰でも「なるほど!」と思えるような語り口で説明されているのが特徴です。

猫の飼い主だけでなく、「医療の未来」に興味がある人にとっても、ワクワクする内容 になっています。

印税の一部は研究資金へ

本書のもうひとつの特徴として、印税の一部が猫と人の腎臓病研究の資金に充てられるという点があります。

これは単なる「本を売ること」ではなく、読者一人ひとりの支援が、AIMの研究を加速させ、未来の治療につながるということ。本を手に取ることで、私たちもまた、この研究の一端を担うことができます。

「治療の未来を変えたい」というひとりの医師の熱い思いが、やがて世界を変えていく。そんな壮大なストーリーを感じられる一冊でした!

AIMを活性化するキャットフード「AIM30」

マルカンから発売された「AIM30」は、宮崎教授のAIM研究を基に開発されたキャットフードです。

引用:株式会社マルカンHP
AIM30の特徴
  • AIMの働きをサポートするL-シスチンを配合
  • 腎臓病のリスクを軽減する成分を厳選
  • 腎臓の健康維持をサポートする効果が期待される
引用:株式会社マルカンHP

研究の成果を、できるだけ早く飼い主さんの手元に届けたい」という思いから生まれたこのフード。

愛猫の腎臓の健康を守りたいと思う方は、毎日の食事からケアを始めるのもひとつの方法です!

まとめ

「猫の腎臓病は治らない」——そんな常識が、今、大きく変わろうとしています。

宮崎徹教授の研究により、AIMというタンパク質が腎臓病の治療に役立つ可能性が見えてきました。

AIM医学研究所の設立や、株式会社IAM CATの誕生 によって、AIM製剤の実用化は着実に前進しています。さらに、AIM30のようなフードも登場し、愛猫の腎臓の健康をサポートできる選択肢が増えました。

猫が30歳まで生きる時代——それはもう夢物語ではなく、私たちの目の前に広がりつつある未来 です。

愛猫が1日でも長く、元気で過ごせるように。今できるケアを取り入れながら、AIM研究の進展を見守っていきましょう!✨

当サイトでは、主に共働き・一人暮らし世帯向けに、猫とうさぎとの生活に役立つ情報や、おすすめのグッズなどをたくさん紹介していますよろしければぜひ他の記事もご覧ください♪

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